おうちで見られる洋裁レッスン&型紙ディディソーイング

道具のこと

型紙の写し方② どんな紙を使う?


型紙の写し方のコツはこちらの記事(型紙の写し方 ラクに間違わずに写すには?)で紹介しましたが、

じゃあ、使う紙って? 専用の紙もありますが、ほかにもいろいろ。使いやすくて手に入れやすいものがありますよ!


 

テッパンのハトロン紙はメモリつきが便利

パターントレース用の紙の定番といえば、これ。

コピクイーン(1351)

パターンを出している会社が作っているだけに、しっかり透けて見やすい。真っ白のもあるけど、おすすめはこの方眼メモリつき。パターンは曲線も多いけれど、地の目を入れるときや垂直をとりたいときなどは、やっぱり便利。

少量ずつ買えて折りたたんでいるから、これはこれで便利なんだけど、折り目が気になっちゃうとか、もっといっぱい使うという人は、ロールタイプがおすすめ。1枚ずつになっている場合もあるし、長いまま巻かれているのもあるよね。

私はこの巻きタイプが好き。洋裁用じゃなくてもよくて、ハトロン紙とかトレーシングペーパーでぐぐればいろんなのが見つかるよ。

 

ハトロン紙は表裏、どっちを使う?

ところでこの紙、片面がツルツル光沢、反対がザラザラのマット。どっちを使うか知ってる? 

これ、意外と間違っている人が多いんだけど、マットな面を使うのがじつは正解。鉛筆がしっかりのるし、反射して見づらいってこともない。

それに、ロールタイプは広げたときに丸まるのがやだけど、マット面を上にすれば丸みを戻す方向に置くことになって、ちょうどいいの。

 

安くすますなら、こんな紙もあり

専用の紙以外におすすめは、イチオシは100均の模造紙。ちゃんと方眼も入っていて、なんと3枚入りだから1枚33円と、たぶんいちばん安上がり。ハトロン紙は1mあたり安くても60円くらいはするからね。

ハトロン紙より厚いけど、パターンの線はしっかり映るよ。

 

あとは、生徒さんが使っていていいかも!と思ったのは障子紙。近くに手芸屋さんがなくても、障子紙なら大型スーパーやホームセンターに売ってそう! 下の写真のように、これもちゃんと映ります。

 


ということで、今回は洋裁の型紙用の紙をご紹介しました。

私が小さなころは、母が新聞紙や包装紙の裏を使っていたな~と思い出しました。昔はほんと、ものがなくて大変だったよね。今や新聞紙のほうがお見かけしないとは、時代って変わるものね~。