基本&コツ

これがおすすめ! バッグ用接着芯の選び方


いつもバッグのサンプルを作りながら、「いやぁ、接着芯って大事やなぁ」と思います。

だけど、接着芯ってイマイチ謎の存在ですよね。初心者さんなら、「へ?布だけで作れるんじゃないの?」と思う人多いと思う。
だから、基本のきほんに戻って説明してみます。


 

バッグは接着芯を使うのが基本

バッグって、たとえば巾着みたいなただの布の袋とか、くたくたでかまわないものでもないかぎり、接着芯が必要です。
布に張りと厚みがあり、そのままでもある程度形状を保つものならなくてもいい。布でいえば11号より厚い帆布とか、ウレタンと貼り合わせたボンディング、ラミネートなどの加工生地とか。
だけど、普通の布で作るならほぼ接着芯が必要だと思ってください。上の2点も、生地はコットンオックスですが、接着芯を貼ってこれだけきれいな形になっているの。

 

接着芯は「布」と「不織布」の2タイプ

じゃあ、接着芯ってどんなの? となりますが、最も一般的なのは「不織布タイプ」(写真右)で、手芸界ではとってもポピュラー。
で、もうひとつが綿やポリエステル製の縦横に織られたり、編んである「布タイプ」。アップにして見てみて。
どちらも片面に糊つきで、アイロンで接着可能です。

 

どっちがオススメかというと…、ディディがおすすめしているのは圧倒的に布タイプ!
不織布は手に入りやすいし、手ごろ。だけど、バッグ作りには左なのよ〜。
もちろんダメじゃない。おすすめしている作家さんもいます。
だけど、なんか仕上がりが紙っぽくパカパカしてしまうんですよ。なじまないというか・・・。だから、バッグ作りには「布タイプ」と覚えてください。

 

厚み、硬さ、接着力が選ぶポイント

この布タイプの芯には、厚みや硬さ、貼りやすさなどいろいろあって、これはもう目指す仕上がりに合わせて選ぶしかない。これがまたひとつの壁。とにかく使ってみないことにはわからないから。

 

最近は、「バッグ用芯」としてカットされたものが売ってますが、これもメーカーによっていろいろ。「ソフト」といっても同じ基準じゃないんだよね。接着芯をたくさん扱っている店には「貼り見本」が置いてあったり、サンプルを送ってくれるところもあるから、そういうのを探して「これ!」というのを見つけておくといいかも。

 

おすすめは硬すぎず、柔らかすぎず

とにかく使う生地によるので、おすすめを一概に紹介するのは難しいのですが、しいて言うのなら硬からず、柔らかすぎず。接着芯を折って置いたときにペタンとつぶれず、弾力ある感じで丸みを帯びるくらいの張りがある感じ。まったく丸まらないのはハードすぎ。

よく「自立するバッグを作りたい」という声を聞きますが、できるにはできるんだけど、「超厚手」とか、「ハード」と呼ばれる芯を使わないといけないことも多い。
その場合は、ミシンのパワーも必要だし、縫うときに取り回しがかなりハードになることを覚悟してね。
ほぼバッグと格闘してるみたいになっちゃう(笑)

芯で調整が難しい場合は、裏地の硬さで調整するのも一考。張りのある裏地を使えば、バッグのくったり感はかなり軽減するはず。

 


さて、今日は長々と接着芯のお話でした。じつは接着芯の話はまだまだあるの。今度はふくらみがあるバッグを作るときに適した芯についてお伝えします。
今回は、バッグには不織布より布の芯これだけ、覚えておいてね!