印がつけにくい生地の印つけに! 粉タイプのチョークがおすすめ
この時期作るバッグや洋服は、ウールやコーデュロイ、ビエラなどの出番が多くなるよね。
で、困っちゃうのが「印つけ」。
コットンやリネンと違って、チャコペンは見えない、つかない!
みんなどうしてる? ということで、秋冬ものの生地の印つけのコツをお伝えします!
毛羽立っている生地には粉タイプの印つけを
印つけにはチャコペンとか、マーカータイプであとから消えるペンとかが活躍するよね。
私も、細いのと太いの2本用意していて、あとはノッチ(3~5㎜程度の切り込み)で対応。
ところが、秋冬ものの生地にはこの方法が通用しないことが多い。
というのも、ウールや、コットンでもビエラやコーデュロイといった
表面が毛羽立っている素材だから!
これだと、毛の先っちょにインクがついても、生地の「地」にはつかないので、
そもそも印がつかない、あるいは縫っているうちに消えちゃう。
ノッチで対応できればいいんだけど毛に埋もれて見つけにくいし、
ツイードとか織りの粗い生地は入れたノッチがわからない、ってことも。
そんなときに活躍するのが、粉タイプの印つけ。
パウダーチョークともいう。
これ、これです。
チャコペンシルと同じじゃないか! と思った?
違うの。ペンシルタイプはよれちゃうよね?
これだと描いてるときも生地をしっかり捉えてよれないのです。
無くなったら詰め替え可能なのも〇
そしてこの粉状の印つけ、永遠に使えるのでは?と思えるほど持つのですが、
なくなったとしても詰め替えがあるのだ!
なかには知らない方がいるみたいで、無くなったらその都度新しいの買ってたそうな

詰め替え用のほうがお得よ。
↑こんな風に外して、カートリッジを交換したら いいんだよ〜

姿に似合わず高性能(笑)
粉が落ちるので気をつけてね
ローヤルパウダーチョーク
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昔ながらの三角チャコは削って使おう!
このおにぎり型の三角形は、そう、あの昔ながらの三角チャコの流れだと思う。
これね。
今もちゃんと売ってるし、これもウールなどの毛羽立ち生地には同じようにしっかりつきます。
ただ、割れちゃうんだよね…むなしく残骸だらかになっちまうことたびたび。
私の使い方が悪いのか?
使っているとだんだん角が丸くて線が太くなってくる。
そうすると、正しく裁断できなかったり、合印が微妙にズレたり

印つけの意味がなくなるので、
こうなったらどうするかというと・・・削ります!
カッターで、鉛筆を削るように一定方向にシャッ、シャッとね。
一度にたくさん削ろうとするとチャコ本体が割れちゃうから、少しずつ。
上→削る前、
下→削った後
ラインの太さが全然違うでしょ。
割れたチャコもカッターで削って 復活

小さいけど、ちゃんと使えるようになります。
こうして削るのもいいんだけど、なんと 「チャコ削り器」なる物が あるらしい

使い方はこちらに詳しく載ってますよ。買ってみようかな。
↓ ↓ ↓
これで、縫ってる途中で印がわかんなくなるストレスから解放されるはず~。
ひとつ持ってて損はない道具ですよ。