おうちで見られる洋裁レッスン&型紙ディディソーイング

作ってみた

超簡単! きれいによみがえるアイロン台の張り替え方


洋裁に欠かせないアイロン台。高いのから安いのまでいろいろなタイプがありますよね。

高いのは高いのでそれなりにいいんだけど、だんだん汚くなっちゃうのはどれも同じ…。専用の替えカバーとか高いしね。

そう考えたら平台のアイロン台って合理的。安いし、持ち運びできるし、それになんと張り替えも簡単なのって知ってました?

今回は300円で買える便利グッズで、あっという間にワザをご紹介しちゃいます!


 

使うのは、「タッカー」というデカいホチキス

まずね、手に入れてほしいものがあるのです。安いから安心して(笑)。それがこれ、

その名も「タッカー」

タッカとも言うみたい。

 

これ、言ってしまえば大きなホチキス。

紙を留めるんじゃなくて、板とか布を平面に打ち付けられるDIY用の工具。これがね、今は300円で手に入るの! 

100均で売ってる300円するグッズあるじゃない? あれです。

 

もし見つからなくてもホームセンターでも手に入ります。いろいろ本格的なタイプもあるけど、たぶんいちばん安いので大丈夫。

 

これが汚いアイロン台。こうなるよね~

さて、本題。これが張り替えるアイロン台。脚がついてない平台タイプね。

 

こういう状態でも使えるには使えるけど、この焦げの茶色、生地に移るんですよ。白いシャツ縫っててアイロンかけたらシミができるってかなり悲惨…。

この生地をはがして張り替える方法もあるけれど、かなり本格的でめんどう。

安いアイロン台だから、上からきれいな布を張るだけで十分。

 

張り替えに適しているのはコットンの生地

張り替える布は通気性がよくて熱に強いコットンがおすすめ。シーチングがあればそれでいいし、柄でかわいくしたいならそれもよし。

 

ひと周り大きくサイズにカットします。

そう、だいたい7~8㎝大きければ大丈夫。アイロン台を上に置いて、目分量でかまいません。

 

はい、カットできました。

 

アイロン台を裏にして、カットした生地の真ん中に置きます。これで生地の準備はOKです。

 

タッカーの準備をします

タッカーのしくみは簡単です。本体と芯を確認してください。

 

本体に芯をセットします。くわしくは動画でどうぞ。

ほんとにホチキスだよね、これ。

 

 

 

まず、アイロン台の上下から張っていきます。

生地端を2~3㎝折り込み、アイロン台にぴったり包むようにひっぱり気味に折り上げ、タッカーで打ち付けます。

真ん中→両端の順で打つとうまくいきます。

動画でわかりやすく説明しています。

 

 

この要領で上下、だいたい10~15㎝間隔で打ってください。

生地がたるむとアイロンがかけにくくなるので、生地をピンと張るのはこだわってね。

 

 

アップで見るとこんな感じ。芯がアイロン台に打ち込まれ、生地が固定されています。

 

 

左右を同じように折り上げて固定します

同じ要領で生地の左右を折り上げ、タッカーで打ちつけます。

角は、アイロン台に沿わせながら細かく折り込み、たるまないようにしてください。

 

 

これで左右も打ちつけられました。

 

おもてに返すと、出来上がり!

これで完成です。見違えたでしょ? 

この要領でファブリックボードも簡単に作れちゃいます! 土台は木製パネルや絵画用キャンバスを利用するといいですよ。